子育てに対する考え方の違い

こんにちは!
“ よみ ” と “ なな ” が担当します!(初コラボ)

さて!今日は、【子育て】の分野に着目して、
海外と日本の違いを書いていきたいと思います!


先日、某情報番組で約1600人の母親に行われた調査によると、「自分はいい母親ではない」と9割以上の女性が回答したそうです。


では、どうして日本のお母さんはこのように感じてしまうところがあるのでしょうか??


日本でお子さんを持つ20〜40代の女性にお話を伺った中で常に感じたのは、

「母親なんだからこのくらいやって当たり前」

という第三者からの評価。

「周りは私よりうまく出来ている」

と知らぬ間に比較してしまっていることに、いま気づいたと話してくださる方も多かったです。


でも、そんな環境の中にいれば【良い母親】に対して必然的にプレッシャーを感じてしまいますよね。


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以前のブログの記事で紹介したこともあるように日本は基本的に「完璧主義」なところが見られます。


「完璧主義」って言うと、悪く聞こえてしまうかもしれませんが、そうではなく、みんな時間とルールを守るし、与えられた役割に責任を持って、何事もきちんとこなすので、「仕事の出来がとても良い国」と言えます。

だからこそ、自分以外の人が「失敗もなく、うまくやっている」ように見える気がします。


仕事をしながら、

化粧も、おしゃれも忘れずに、

手作りのお弁当は見た目の可愛さも必要だし、

ママ友の付き合いもうまくしないといけないし、

子どもにはいつも笑顔で接することが当然。

全てできてる。(様に見える。)

そんな女性がSNSには沢山いませんか?


「でも私は…」って考えてしまってませんか?

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日本では育児以外の面でも、

「みんなしてる!自分も頑張らないと!!!」

ってプレッシャーがあるかもしれません。

育児の視点でいうと、

「子供はかわいいし、私もみんなと同じようにきちんとできるはず」と考えすぎてしまうことに、苦しさの根源があるような気がしました。


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今でこそ日本でも増えた【共働き】

フランスでは、共働き家庭がすごく多いのですが、
結構皆さん手抜きしてます。


もちろん全員じゃないけど、
市販のベビーフードを温めなかったり、哺乳瓶のミルクも水のままです。


手作りお弁当なんて作ったことすらない人だっているし、シャツのアイロンだってクリーニング任せ。


そして、これはフランス人特有かもしれませんが、会うといつも「疲れる」と愚痴をこぼしてます。

弱みを出すことに抵抗がないです。



逆に、自分の周りのお母さんたちが、みんなこんな感じなら、日本のお母さんたちも“いい母プレッシャー”なんて感じなくて済むのではないでしょうか。


いつも子どもに笑顔で接し、おだやかに機嫌よくいられるためには、「手を抜けるところで手を抜く」ことなんじゃないかとも思います。


手を抜くことに罪悪感を感じなくていい社会。

弱みを見せれない環境じゃなくて、
今の自分の思いをただ伝えることができる環境。

生まれた時から、それが全ての人の習慣だったら?


子育てだけじゃなくて、
ずっと楽なものになるのではないでしょうか。

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